仮想通貨でよく使われる『トークン』とは?仕組みや使い方などを徹底解説!

ビットコインを含む仮想通貨において、近年「トークン」という仕組みが使われていますが、

このトークン、いまいち理解しずらくありませんか?

ここではこのトークンについて、できる限り噛み砕いてわかりやすくご説明できればと思います。

馴染みがあるところでは、TSUTAYAさんが運営しているTポイントを例にあげます。ファミリーマートや提携ガソリンスタンドなどでTポイントを貯めることができ、そのTポイントを提携店舗であれば使用することができるというものです。

とても、便利ですし、世の中に普及しています。これらTポイントや楽天ポイントに近いものがトークンです。

これからは、企業が発行するポイントも、仮想通貨として支払われるケースが増えてくると考えてください。

すでに仮想通貨のシステムを利用して、様々な特典を発行できるようになっています。

これらTポイントや楽天ポイントの概念をさらに飛躍させたものを「トークン(token)」と呼び、報酬、インセンティブ、ご褒美などを、従業員・子供・自身の顧客など、多くの立場の人に合う形で与えることができます。

仮想通貨で使われるトークンを応用したトークンエコノミーとは

人の行動やモチベーションは、何らかの報酬が得られることでやる気が高まります。

その報酬として手っ取り早いのが「お金」でした。

しかし、現金報酬のやり取りには、様々な弊害や税務上の難しさもあります。

それら解決策を考えて現金以外でも、仮想通貨を含めた様々な報酬が、トークンとして発行され、世の中に流通していく「トークンエコノミー」の時代が訪れるとみられています。

そもそも「トークンエコノミー」は古くからあるアナログの手法で、心理学の行動療法として登場しました。トークンは、目標とする行動を達成したときに与えられる「報酬」や「特典」のことで、エコノミーは「流通」を意味しています。

例えば、子どもの苦手な習慣(例:嫌いな野菜を食べる)を克服させたい時に、

ゴール(嫌いな野菜を食べる)までのプロセスを点数化して、苦手な習慣を克服する度に、褒めながらシールを1枚ずつ貼っていきます。

シールを10枚貯めると最初のご褒美が貰え、さらに10枚貯めると次のご褒美、というように、ステップを細分化して最終目標(野菜はなんでも食べられる)に近づけていく仕組みです。

トークンエコノミーの特徴は、「トークン(シール)を集める)」という、視覚的にわかりやすい行為と、シールが貯まって、ご褒美が貰えるまでの基準やルールを明確に示して、前向きな行動を引き出すことにあります。

トークンとしては、オモチャのコイン、シール、スタンプなど、多様なアイテムを使うことができるが、そのアイテム自体は「高価ではない」ほうが、高い効果を引き出しやすいことがわかっています。

最終目標を達成した時に貰えるご褒美も、賞金(現金)や賞品(物品)である必要はなく、好きなゲームができる時間や、特別なプレゼントを与えることでも大丈夫です。

本人にとって最も関心の高いテーマで、ご褒美の内容を決めることが重要となってくると考えてください。

どこでトークンは発行できるの?仮想通貨ととの違いは?

上記記載内容含め、独自トークンを発行できるのが「カウンターパーティー」という非営利グループです。

こうしたトークンエコノミーが注目されるのは、ビットコインのブロックチェーン台帳を流用(間借り)しています。この台帳を使い、誰でも独自のポイントや特典などのトークンを発行できるようになってきたことが起因しています。

これらビットコインを生み出したブロックチェーン技術は様々な形で進化しており、通貨の役割以外にも用途が枝分かれしてきています。

ビットコインのブロックチェーンを利用して独自トークンを発行できるプロトコルを開発しているのは、「Counterparty(カウンターパーティー)」という非営利のグループで、ビットコイン(BTC)に派生した「XCP」という仮想通貨を使い、各ユーザーがオリジナルのトークンとして発行できる仕組みを構築しています。

仮想通貨でのゲームとトークンの関係!ゲームアイテムを資産化できるのか説明します!

ゲームビジネスにおけるトークン資産の価値をご説明します。オンラインゲームの業界では、特別なアイテムを集めることでキャラクターが強くなっていく仕組みが多いですが、

これをブロックチェーン上の仮想通貨として発行、流通させていこうとする取り組みが徐々に動き出しています。

スイスのゲームメーカー、EverdreamSoft社(EDS)は、IndieSquare Walletとの提携により、ブロックチェーンゲームのプラットフォームを2016年に開発しています。

このプラットフォームは、他のメーカーにも APIとして公開されて、各ゲーム内で登場するアイテムをトークンとして管理することができるものです。

それにより、異なるゲーム間で同じアイテムを相互利用することが可能になります。

すでに、EDS社が2017年4月に新作をリリースした主力ゲーム「Spells ofGenesis(SoG)」の中で、ユーザーに配布されるアイテムがブロックチェーン・トークンとして発行されています。

ゲームを進めていく中では「BitCrystals」という専用通貨を増やしていく必要があり、これはビットコインを使って購入することもできます。

そして、プレイヤーにとって、ゲームアイテムがトークン化されるメリットは、何なのでしょうか?

それは、各アイテムの発行枚数が、ブロックチェーン上で客観的に記録されるため、ゲーム会社がレアアイテムを多く発行するような不正を防ぐことができるのです。

また、発行されたアイテムは、分散取引所(Dex)を介して、他のユーザーと売買できるため、ゲームをすることで、真のデジタル資産を増やしていくことができるのです。


■Spells of Genesisのゲーム映像

EDS社の代表は、プレイヤーにデジタル資産の所有権を与えることが、今後のゲームメーカーが生き残るための道と考えており、数年先には、アイテムに資産価値の無いゲームは誰もプレイしなくなるだろうと、プレス向けにコメントしています。

アイテムの価値を高めるには、1つのゲームだけでなく、他のゲームでも同じアイテムが使えるようにすることが重要になり、トークン発行のプラットフォーム化を進めているとのことです。

日本発のトレーディングカードとして欧米で人気が高い「Force of Will:フォース・オブ・ウィル(ユーザー数10万人)」のオンラインシミュレーターでも、同プラットフォームの採用を決めています。

仮想通貨で使われるトークンに関してまとめ

以上のように、仮想通貨でよく使われる「トークン」の仕組みや使い方を解説してきました。

また、トークンと仮想通貨の発行の違いもおわかりいただけたと思います。

シンプルにポイントのような使い方やゲームの資産としても活用可能なトークン、これからも仮想通貨の発展にともない、進化していきそうですよね。

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